今朝、瞑想しながら思考のワークをしていた時のことです。
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わたしは幼い頃からいつも集団に馴染めず、大人になってからは社会的には不適合な人なんだなと思ってきました。
そのくせ、常識だけはあって、人とのコミュニケーションで「普通こんなことする?」などと思ってしまうことがよくありました。
「人の振り見て我が振り直せ」という思考パターンが根強かったんですね。
最近も自分の話が相手に通じないという現象が4~5回続いて、これは変だなとワークをしていたわけです。
社会的にはみ出た生き方しかできないわたしが、非常識な対応を受けて憮然とする。
どうしてこんなことを繰り返していたのでしょう?
まず、常識的を持つことで自分の非常識さを感知できるので、なんとか社会の中で生き残れるという役に立っていました。
そして、自分の非常識さを「ユニーク」さを学ぶツールとして使っていたこと。
わたしはこの宇宙で唯一無二の存在なのだと、思い出そうとしていたのでした。
誰もがそうなんですよ。
みんな唯一無二の存在なんです。
創造主は雪の結晶ですら一つ一つ違う形で作ることができ、それがまたそれぞれに美しい。
そんな風に、自分自身の個性をとことんまで知ろうとしていたのです。
こんな疲れるやり方で。
「個」を限界まで知り尽くし、体感し尽くして初めて、全体を知ることができるのです。
創造の源の一部である自分と、個としてのわたし。
それを同時に感じながら生きる。
そのために肉体を持ち、ここに来たのです。
気づきとともに瞑想が深まっていったとき、どこからともなく天使の歌声が聞こえてきました。
たくさんの天使たちがそれはそれは美しいハーモニーで歌うのです。
アベマリア
天使たちのそれぞれの歌声が最高の個性を放って、完璧なハーモニーとなっていきます。
音のバイブレーションでわたしの体の細胞がバラバラになり、個々の細胞たちが完璧な姿になり、また一つの体に戻る。
そんな感覚を味わいながら漂っていました。
瞑想が終わっても頭の中でアベマリアが鳴り響いています。
ネットで検索していろいろな歌手が歌うアベマリア(Caccini版)を聞いてみました。
どれも違うなあと思いつつ、ボーイソプラノで検索してみたら「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」なんて映画を見つけて観ちゃうし。
辛さを乗り越え、自分を信じて成長していく男の子の姿。
いい映画だなあと内容的には満足したのですが、わたしが聞いた天使の声とはちょっと違うんです。
その後もしつこく探していたら、ありました。
この声だ~
このハーモニーだ~
こんな風に美しいハーモニーの中で「個」というものの素晴らしさを育み体現していけばいいのだと、心が震えます。
調和をとることは個性を潰すことではない。
最高の自分でありながら調和することは可能なのです。
(この感覚をダウンロードで受け取りたい方は「はい」と言って受け取ってくださいね)
社会に馴染もう、誰かに愛されよう、そんな気持ちから自分を押し殺すのはやめて、自分らしさを思い出してくださいね。
これも自分を愛する方法のひとつです。
ちなみに音源はこちら↓
よかったら天使の歌声を楽しんでみてください。