先日開催した基礎セミナー。
受講生のYさんは、ずっと不思議だったことがどんどん繋がって「楽しい楽しい」と、水を得た魚のように初日から変化を見せてくれました。
最後の頃はずいぶんお話しもしてくれるようになり、自分の住む世界のことをもっともっと知りたいと、本当に楽しそうでした。
そんな彼の言葉で印象的だったのが
「本当はもう叶ってたんだ。」
どういうシチュエーションだったかと言うと、
願望実現(マニフェスティング)の演習の説明で、
「例えば」という前提で、
彼が叶えたい夢についてわたしが勝手に妄想してホワイトボードにどんどんイラストを描いていったのです。
願望はね、こうやって事細かに妄想してイメージ化するのが大事なのよ。
特にそれが叶ってる時の感情や五感を、しっかりと感じることがね。
そんな話をしている時、彼はホワイトボードをボーっと眺めて言ったのです。
「これは…、こことここ以外は(イラストを指して)そのまんま、です。」
「へ?」
「僕の現状は、今まさにこんな感じなんです。」
「え?」
「なんてこった。夢なんか叶わないって思ってたのに。こうやって見たら、ほぼほぼ叶ってたなんて!
なんで気づかなかったんだろう。本当はもう叶ってたのに!」
一同、あぜん。
「ずっとコツコツやってきたことは、ちゃんと形になってたんだ!
すごい!なんだかできる気がしてきた!」
一同、胸熱。
「そっかー。そうなんだねー。うんうん。」
目の前の暮らしに追われて、自分が頑張って創り上げてきたものを客観的に見ることなどほとんどないまま、自分ってダメなんだとガッカリし続けてきたYさん。
これは多くの人に当てはまるのではないでしょうか。
彼のこの大きな気づきに、わたしも触発されました。
この翌朝、瞑想中にハタと気づいたのです。
わたしは自分で言うのもアレですが、好きなことに関しては努力家です。
シータヒーリング®︎が上手になりたくて、誰よりも時間もエネルギーもかけて頑張ってきたという自負もあります。
ですが、
それはいつまでも「まだまだ」と言い続けていたのと同じだったのです。
ダメな自分をなんとかしたくて、ずっと頑張ってきた。
瞑想の中で突然
もう十分できてるよ。
そんな声が聞こえてきました。
そしてついでに、自分の周りの豊かさにも気づいたのです。
Yさんがホワイトボードを見てびっくりしたように、わたしも急に自分の周りが見えてびっくりしたのです。
なんとなく感謝をしていることはいろいろあるけれど、こんなにたくさんの愛や幸運に恵まれていたとは。
自分の幸せをかなり低く見積もっていたのです。
本当はすでにこんなに持っていた。
なんてことでしょう。
努力することでしか得られないと思っていたものは、実は無条件に受け取っていいものだったのです。
マラソンコースにある給水所みたい!
水はどこででも飲めるのに、わざわざマラソン大会に出て飲みにきたみたいな…
それもコップ一杯だけ…
なんて受け取り下手なの!!!
あ、キャンセル!
もうびっくりですね。
今までどれだけ自己認識にベールをかけてきたのでしょう。
今年から新しいことも学び始めたということもあって、日々の気づきが加速しているような感じです。
もっとリラックスして、たっぷり受け取りながら、好きなことを好きなだけやろうと思えた週末でした。
今回のセミナーの別の側面からのお話もnoteに書いています。