「スピリチュアルな才能を開花させたい!」Mさんが言いました。
先日、シータヒーリング®︎基礎セミナーを開催してい時のお話です。
初めてシータヒーリング®︎を習う方にとって、リーディングやヒーリングはとっても楽しくて、ワクワクするテクニックです。
その後に習う思考パターンの置き換えや掘り下げのテクニックは、潜在意識を書き換えるために必要で、シータヒーリング®︎の醍醐味でもあります。
巷で知られている潜在意識の置き換えと、シータヒーリング®︎の潜在意識の置き換えは似て非なるもので、現実を変えるだけでなく霊的な成長までも加速させる神秘的とも言える技です。
さて、その技を人生で初めて使ってみるペアワークの時間。
今回のペアはTちゃんとMさんのコンビです。(ご本人達に許可をとってあります)
Mさんの切なる願いは「スピリチュアルな才能を開花させたい!」これ一択。
それをブロックしている潜在意識下の土台を探して置き換えるのが、プラクティショナー役のTちゃんのミッションです。
初めて人の潜在意識へアクセスすることに緊張していました。
でもね、大丈夫なんです。
ヒーラーは創造主ですから、プラクティショナーはただ見届けていればいいのです。
もちろん慣れないうちはリーディングが難しく感じたり、創造主からのメッセージをナゾナゾみたいに受け取ってしまうことはありますが、これは練習を積めば自然とできるようになります。
で、Tちゃんのリーディング:
「トンボとお稲荷様と籾と豊かな稲穂…」
Mさん:「は?」
まあ、その反応ですよね(笑
なぞなぞみたい。
でもこれ、すごいなーと感心しました。
わたしも一緒にリーディングしながらフォローするのですが、ちゃんと必要なことを受け取っていたんです。
Mさん:「トンボで思い出したけど、小さい頃よくトンボ捕ってたな」
おっ、いいぞ。ワクワク。
Tちゃん:「Mさんて才能豊かなのかな、稲穂が一面に広がってるのが、豊かな才能が実ってるような感じです」
うん、うん。その感じ。
Mさん:「え。そうなの?なんか嬉しい。」
相手の美徳や、必要としてる言葉をかけてあげることで心を開き、信頼関係が急速にできあがります。
Tちゃんがこれを意図せずにできているのは、創造主と繋がっているからなんです。
この信頼関係がヒーリングの精度を左右します。
全部書くと長くなるので、とばしますね。
Mさんは過酷な幼少期を過ごしてきました。
小さな頃から家事を担い、自力で生き伸びてきたのです。
そんな彼女は、「早く早く大人にならなきゃ」といつも思っていました。
だって、子供でいたら生きていくのが大変すぎるから。
子供らしい純真な気持ちで過ごすことなど許されず、学校の給食で栄養をとり、妹のお世話もします。
その中でホッと一息つける瞬間がトンボを捕ってる時だったのです。
家事やお手伝いで常に誰かのために生きてきた彼女は、いつしか自分のことを完全に後回しにする大人へと成長しました。
「これじゃあ、才能を開花するどころか、自分が誰なのかすら分からないよねー」(わたしはMさんの友達なので遠慮がないです)
Tちゃんは黙ってMさんに共感しているようでした。
同じような境遇だと自分と重なるのでなんとも言えない気持ちになりますが、こうやってペアワークをすることでお互いに気づきが起きて癒されるんですね。
(ちなみに、お稲荷様はMさんの持つ霊的な契約のことだったので、これは難易度が高いためにわたしが取りました)
この会話の中で、Mさんは自分がいかに子供らしさを失っていたかを思い出しました。
当たり前だと思っていた「大人の仕事」は、子供には過酷すぎて、多くの感覚や感情を封印してしまったのです。
Mさんの才能を開花させる鍵は「子供のような純真さと無邪気さ」でした。
大人になることばかりに囚われて自分を忘れてしまったら、才能は萎れてしまいます。
「早く大人にならなきゃ」という追い詰められた分離感満載の思考パターンを、「今ここで自分らしく生きる」に置き換えました。
そう、
自分らしく生きさえすれば、持って生まれた才能は自然と花開くのです。
種がそうであるように。
与えられた場所で根を張り、花を咲かせる。
なーんにも抗うことなんてないのです。
ただ、あるがままに。
このペアワークのフォローとしてダウンロードした感覚感情をブログをご覧の皆さまにもプレゼントいたします。
「はい」と言うと受け取れます。
私は、今ここで自分らしく生きるとはどんな感じがするのか知っていて、そうすることが既にできています。
私は、自分の才能を恐れることなく、喜びと共に最高最善に発揮することができます。
私は、自分のことを大切にするとはどういうことか理解していて、既にそうなっています。
私は、罪悪感を持つことなく、自分のことを優先する感じを知っていて、安心しながらそうできます。
私は、自分のことを愛し、育むことがどんな感じがするのか知っていて、簡単にできています。