サイキックフックとは、他者から送られてきた思念体のことで、感情的な執着がある相手との間で起きることがあります。
これは糸の付いた釣り針のように、送った人と受けた人をエネルギー的に結びつけます。
お互いのエネルギーを常にやり取りしているので、
自分以外の人のエネルギーがいつも自分の中に入り込んできてしまうという、
よろしくない状態になるわけです。
このフック、実は親子間でやってる場合がとても多いんです。
大抵は親が子供にフックかけてます。
よくあるのが病気になった我が子を心配するあまりエネルギーを分け与えてしまうパターン。
それって普通じゃない?
ただ愛情深いだけでしょ?
はい、その通りです。
そこがミソ。
たとえ好意的なエネルギーでも、フックをかけるというのは感情的に取り憑くようなものなの。
一人の人のエネルギーに、誰かのエネルギーが混入するは良くないのです。
エネルギー的にクリーンにしておくには外しておいたほうがいいんです。
シータヒーリングを習うとすぐにこのテクニックを学ぶので(応用で)、さっと解除できて便利なのですが、ただフックを外してもまたすぐかけられてしまいます。
なぜなら、フックを受ける側に「受け取る」思考パターンがあるからです。
お母さんの愛を拒絶するなんて…とか
私が悪い子だから…とか
「ごめんなさい」的な思い込みが子供にあると、通常ならオーラが防いでくれるはずのフックもやすやすと入り込んできてしまいます。
特に肉親や親しい間柄からのフックには無防備なんですね。
サイキックフックを解消するには、思考パターンへの働きかけも同時にやるのが基本です。
基本的すぎて忘れがちなくらい。(おい!)
大切な人のことを心配するのは当たり前でそれが愛だと信じてきた人は多いと思います。
それでも心配というのは、エネルギー的にはネガティヴなものです。
相手を全面的に信頼する気持ちがある時、その人を心配する必要はなくなります。
親しい人との関係には心配よりも信頼が大事です。
心配と信頼を入れ替えてみると、どんなことが起きると思いますか?
これはヒーラーとクライアントさんとの関係にも当てはまります。
クライアントさんの持っている力を信頼して応援する時、
最もヒーリングの効果が上がるということを体験から知りました。
大丈夫!君ならできる!(修造風)
あなたなら、できるわ(セーラ風)
信頼あってこそ言えるセリフですね。