生き物・自然

庭から考える多様性

草ボーボーの庭がけっこう好きです。

よく雑草という名前の草などないと言いますが、本当にみんなちゃんと名前があります。

紫華鬘(ムラサキケマン)なんて優雅な名前と見た目の毒草もあって、庭で遊んでるカラスのニコちゃんが食べないように気をつけてたりもします。

画像の植物は庭で自生してるものです。名前は左上から時計回りに、カタバミ、ユキノシタとカキドオシ、ムラサキサギゴケ、ヘビイチゴ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ムラサキケマン。

数年前、手抜きのせいで庭がジャングルになってしまった時、母が「雑草と楽しむ庭づくり」という本を送ってくれました。

雑草と楽しむ庭づくり 築地書館
アイコンで探せる

 

雑草を敵視せずに仲良く暮らす方法が載っていて、その中の抜かずに刈りそろえるという方法がとても簡単そうで取り入れることにしました。

これが思ったより良かった。
同じ高さ、大体5〜10cmに刈り揃えることで見た目が揃って芝生ちっくだし、刈りそろえられた高さでこじんまりと花を咲かせる姿も健気です。

いろんな種類の草があることでやって来る昆虫の種類も増えました。

スズメやシジュウカラたちが草むらで小さな小さな種をプチプチとついばむ姿はなんとも愛らしく、もちろん虫が増えすぎることもありません(これは木も植えているせいもありますね)。

手を抜きすぎると庭を一斉に刈り込む羽目になり草刈機で筋肉痛になりますが(旦那さんが)、こまめに揃えるのなら手作業でもできます。

ついでにハーブの種まき

 

そしてまた、ひとつの種類だけが爆発的に増えるということもなくなりました。
色々な種類の草がバランスを取って、穏やかに繁殖しているように見えます。

これが多様性というもの?

他の種族を受け入れて共存するというのは寛容の心なくしてはあり得ないのですが、今の世の中を見ると多様性も寛容の心も今ひとつな感じです。

敵対すると反作用で相手によりパワーを与えてしまう。
そうすると怖いからもっと敵視する。
悪循環。

そういえば、雑草もウイルスも以前から存在してたはずが人に認識された途端悪者になり爆発的に増えるパワーを得ましたね。

興味深いですね。
一体何がこうさせたのでしょうか。何の意味があるのでしょうか。

庭で草を刈りながら世界を思う今日この頃です。