鳥とスピリチュアル

大丈夫って言ったじゃない 

タキさんが外の世界に帰って行った日の朝、実はもう一つのお別れがありました。

ヒメウズラの銀ちゃんが虹の橋を渡って行ったのです。(写真の右)

まだ2歳半。
ウズラは短命にしてもこれは早すぎると思いました。

前日の朝、少し動きが悪かったものの食欲はあったのであまり気にしてなかったのですが、お昼には何も食べなくなり、午後には毛布に包まって出てこなくなりました。

うとうとしている銀ちゃん。
体を温めてあげれば元気になるだろうと思っていました。

夜寝る前、膨らんだままの銀ちゃんを何度も抱っこして様子を見ました。

創造主に「銀ちゃん大丈夫だよね?」と聞くと
「大丈夫だよ」と安心感と共に返事をくれました。

ホッとして、さて寝ようと思い
また銀ちゃんのケージをのぞいて、もう一度手の中に包みました。

お休み銀ちゃん
ありがとう銀ちゃん
かわいい銀ちゃん

撫でると目を細めて「分かってる」の合図をします。

大人になってからお迎えした子なのでベタなれではないけれど、ほんのりとした愛情を示してくれる子でした。

銀ちゃんの匂いを嗅いで
頬ずりをして
もしかしたらもう会えないかもしれない不安を打ち消して、寝ました。

そして翌朝。

お休みカバーをめくると、昨夜寝た場所でそのまま冷たくなっている銀ちゃんがいました。

やっぱり…

こんな風にあっさりといってしまうなんて。

抱き上げた体はひどく軽くて、もう空っぽなのだと、そう思った瞬間
涙がとめどもなく溢れてきました。

泣きながら心の中で創造主に言いました

「大丈夫だっていったじゃない!」
「大丈夫だっていうから、信じたのに!」
「なんでよ!」

…大丈夫なんだよ

「何が!」

こんなに満ち足りて、安らかで、もう十分なんだよ

「何言ってんのよ!」

その瞬間、思い出しました。

そうだった。忘れてた。
創造主にとっては生も死もないんだった。

生きるの死ぬのと騒ぐのは人間だけ。

「聞き方間違えた!うわあん。空気読めよー!」

創造主に暴言。

すると優しいエネルギーが体を包み込んで語りかけてきます。

お前は知っていたんだろう?

何度もお休みを言い
何度も撫でて
何度もありがとうを言い

これは人が誰かを見送る時にとる態度ではないのか?

死にゆく者との別れを見つめ、その時をいつ迎えるのかを委ねたのだろう?
彼は大丈夫なんだと知っていたろう?

「うるさい!うるさい!うるさい!」

そんなこと分かってる。

それでも悲しみは湧き出てくる。それとこれとは別なのよ。

創造主の言葉はもう言葉ではなく、ただ無条件の愛のエネルギーとして漂っていました。

そして、銀ちゃんの魂にとってわたしに愛されることは神聖な目的だったと伝えてきました。

動物は人に愛されることでしか魂の成長ができない。
小さな頃からずっと動物を愛し続けてきて知ったことでした。

わたしは自分を許すことができないまま子供時代を過ごし、大人になっても自分を叩くことをやめられませんでした。
いつも罪悪感を持ち、罪を償いたくて、許しが欲しくて、罰を受け続けてきました。

辛い状況の鳥たちを引き取り、愛し、心を痛めて、苦しみの中から血を吐くような形で愛を学び、魂を成長させようとしてきたのです。

たくさんのヒーリングを受け、気づきを得て
ようやく苦しみの中から学ぶことをやめられたのはごく最近です。

銀ちゃんの死で自分を責めたりはしていません。
彼は安らかに旅立ったし、十分に幸せだった。
寿命もわたしが決めることではない。

あとはただ、悲しみを解放すればいい。
まだ上手にできないだけ。

悲しいことは人生に起きます。
ペットを飼えばいつか別れはきます。
それでもわたしの幸せはビクともしません。

彼らとの生活で得た幸せは、彼らが去ったからと言って目減りするものではないんです。

悲しいけれど、相変わらずわたしは幸せなまま。
今はようやくそれを自分に許せるようになりました。

 

ペットを失って悲しみに暮れている方はたくさんいます。

悲しまないで、とは言いません。
むしろ溜め込まずに吐き出したらいいと思います。

ただ、嘆き自分を責め続けることが供養になると思っているとしたら、それは勘違いです。
悼むことと幸せであり続けることは同時にできるのです。

そうしてはいけないと思っているだけです。

罪悪感は供養にはなりません。
飼い主が幸せであること、それがペットが本当に望むことです。
生きるも死ぬも大差なく、彼らは飼い主が幸せでいれば幸せです。

 

いつだってお別れは悲しいし取り残された寂しさは言いようもないけれど、その痛みは決して罰なんかではなく、愛情があった証です。

シータヒーリング®︎ のクラスでも、愛情を交わした相手とはDNAレベルでも交流をしているから相手が死んでしまうと細胞レベルで求め続けると習います。
人と動物も同じです。

愛するってすごいことです。
肉体も魂も丸ごと全部で愛するんです。

だから失って悲しいのは当たり前。
こんなに大好きだったんだなーと受け入れていくだけです。

大丈夫だよ。

そうか、やっぱり大丈夫なのか。
去る方も残される方も。

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